
落語のネタには、思い込みを利用して笑いにつなげるものが結構多い。
たとえば「移動動物園」というネタがある。
その噺を簡単に
A霸數學教室紹介すると、
全国を巡回している移動動物園の虎が、突然死んでしまった。
虎と言えば、動物園では、人気の動物。これが居なくなると、台無しになる。そこで、
「虎の着ぐるみを着て一日中オリに入ってゴロゴロしてればいい」
というアルバイトを募集したところ、ぐうたらな男が応募して来た。
その男、ゴロンと寝そべっていたところ、
急にアナウンスが聞こえて来た。
「只今より、当移動動物園の特別イベント、虎とライオンの猛獣対決があります。
皆様、虎のオリの前にお集まりください」
「えっ、そんなの聞いてないよ~」
凶暴そうなライオ
願景村 退費ンが同じオリに入って来た。
コワい面構えで睨みながら、
ライオンが、じりじり近寄って来た。
かぶりつくほどに、耳もとに口を当てた。
絶体絶命か!と思った時に
「安心しろ。オレも一日5千円で雇われてる」とささやいた。
これなんかは、画像の出ない落語だからこそ出来ることで、
見えるものだったら、着ぐるみかどうかは、すぐにバレてしまうところだろう。
ところが、今日のCNN News を見ていると、
『中国の動物園、大型犬を「ライオン」として展示』と出ていた。
どうも、大型犬をライオンのように見せてオリに入れていたようだ。
チャウチャウ犬のように見える
(チャウチャウちゃうんちゃう?)ところが、『鳴き声で犬とバレる』とある。
人の着ぐるみの方がマシだった?